テレビやCM、映画や舞台など、子役の活躍はいたるところで見られます。

そんな子役に憧れ、事務所などに所属しレッスンを受けている子どもはたくさんいます。
そこから実際にお仕事をもらえるのは、ほんの一握りです。

子役のお仕事と切っても切れない関係にあるのが、
オーディションです。
事務所との契約をするときやお仕事をいただくときには、
必ずといってよいほどオーディションが行われます。

オーディションに合格しなければ、
事務所に所属することもお仕事をいただくこともできず、
子役になることもできないというわけです。
大手の子役事務所では、オーディションを受ける人を選考する
事務所内のオーディションが行われることもあります。

そんな子役のオーディションは、合格率が非常に低く難関です。
とあるテレビの子役のオーディションに集まったのは総勢130名。
合格者はわずか2名でした。

上の例から分かるように、
オーディションは受かる人より落ちる人のほうがはるかに多くいます。
オーディションを何度受けても合格しないと、
「向いていないのでは」と諦めたくなってしまうこともあるかもしれません。
後ろ向きの気持ちで子役になるのを諦めるのはた易いことです。
しかし、本当に子役になりたいと思うならば、
オーディションで不合格になったとしても、
そこから何かを学ぶことをおすすめします。

オーディション会場は、子役になりたい人が大勢集まる貴重な場です。
そこに集まっているのは同じ夢を持ち、同じ悩みを抱えるライバルたちです。

オーディションに「我こそが一番」という自信をもって挑むことは大切ですが、
ライバルの優れているところを一つでも盗もうという意気込みを持って、
会場を見渡してみてはいかがでしょうか。

演技や面接でよいと思う子を見つけたら、
どんな点が良いのかじっくり観察してみましょう。
表現が豊かだとか、話しているときの表情がステキとか、
できるだけ具体的に見てみましょう。
ネガティブに捉えすぎてはいけませんが、
自分自身に足りないところも合わせて見つけられるといいですね。

これらを踏まえて、
次回のオーディションまでにどれだけ対策を練られるかが大切なところです。
自分だけで欠点を補い、良いところをまねるのは容易なことではありませんので、
レッスンを受けている先生や両親など、周囲にも協力を仰いでみましょう。

それから、同じオーディションを受けて合格した人の
お仕事を見てみることも勉強になります。
テレビや舞台などで見られることでしょう。
あまり見たくないと言わずに、なぜこの人は受かり自分は落ちたのか、
冷静に考えられればたいしたものです。
オーディション合格も夢ではないかもしれません。

子役というお仕事は、オーディションの不合格を乗り越えた、
ごく一部の人が手にできる栄冠です。
子役になりたいならば、ぜひ、オーディションの不合格を糧に、
飛躍を目指してみてください。