私が子役の体験をしたことがあるのは、6歳の時のエキストラの時です。

 

私が所属していたプロダクションでは戦でのシーンや

怪獣から逃げる為のエキストラとして子役を出す事があります。

私の場合、3段階に分かれているクラスの中の中間クラスの部分になっていた為、

時々この役として出る時があります。

 

映画や特撮に出る機会は度々ありましたが、

やはり上の子役の人達には敵わないという事を改めて感じさせられます。

通常演目では時々誰かが亡くなって涙を流すシーンがあります。

 

その中で上のクラスと中のクラスで演技を披露する事があるのですが、

今思うと上の人達を見習えと間接的に大人から言われていたのではないかと感じます。

通常涙を流す場合、目薬を使用して演じる場合があります。

 

しかし本格的な演技を求めている監督も多く、

目薬ではそれに応えられないと指摘されます。

 

上のクラスでは皆涙を流す事が出来ます。

一人は泣けと言われた瞬間、涙をあふれ出し、

もう一人は顔を赤くして怒りや悔しさを感じさせ、

最後は無表情で涙を流す事が出来ます。

 

この演出の違いは様々な用途で使い分けされます。

 

例えばなく回数が多ければ一番最初の子に、

そして感情表現を重視する監督では2番目の子を、

そして最後は機械のような感情がない人が涙を流すシーンの場合、

3番目の子を使用したりします。

 

彼らの話ではそれぞれ涙の出し方が違います。

 

最後の子は目に異常があり、あふれ出す涙の量は少ないが出す事が出来ます。

そしてもう一人の子は長年の英才教育で培い、

そして最初の子は痛みを思い出して涙を流すタイプの人であり、

人によって涙の流し方が違い、子役でもレベルが高い方法で使われます。

 

私の場合、玉ねぎを切って、涙を出す練習を繰り返し、

本番で出せるか出せないかの割合までいく事が出来ました。

 

しかし、子役のレベルは高く、参加させる人数も多い事から私の場合、

子役の道を諦め、普通の学校に通う形になりました。

故にもし子役の道を目指すのであれば、

演目で他の子が表現できない何かを持つことが大事だと思います。