大物子役の登場で沸き立った子役ブームは、
落ち着いたといわれることも多くなってきました。
しかし、子役のオーディション会場をのぞいてみると、
その集まった人の多さにまだまだ子役ブームは続いていると感じてしまいます。

さて、子役は子供の役者といえば聞こえはいいですが、
年齢的にはまだまだお子さまです。
つまり、子役の活躍の裏には必ず親の努力があるということです。

このように書くと、何から何まで世話をしようとする親や、
まるで自分が主役であるかのように張り切りすぎてしまう親がいるようです。
自分の子供の活躍はうれしいことと思いますが、
そこをぐっとこらえてサポート役に徹するのが、
真に求められる親の姿といえるでしょう。
これは、親の面接で審査されるポイントの一つとなっています。

子供にも周囲の関係者にも満足してもらえるサポートをするのは、
容易なことではありません。
例えば、子供や現場のサポートをしようと思うあまり、
どんな現場にも必ずくっついてくる親は煩わしく思われ、
果ては「親が煩わしいから」と仕事の減少につながってしまっては元も子もありません。

そこで、これからオーディションを受けデビューを目指す子役の親御さんは、
サポートの第一歩として、どんな時も現場に送迎する覚悟をしてください。
子供が心から子役になりたいと思い、
それを応援してあげたいと思うのでしたら、
まず、お子様が受けたいと望むオーディションは受けさせてあげる努力をしてみましょう。

オーディションはほとんどの場合、都市部で行われます。
郊外に住んでいる方は、オーディションのたびに移動に配慮が必要になるでしょう。
東京の都心部に住んでいるからといって安心はできません。
大阪でのオーディションもあります。

お子様の送迎は、やってみれば容易ではないことがわかることでしょう。
早朝に出発しなければならなかったり、
目的地までに渋滞ポイントがあればそれも考慮しなければなりません。
お子様や自身のスケジュール調整も大切です。
遠方や土地勘がない場所であれば、
どのルートが最良か検討するのも親の役目です。

子役オーディションでは、一つの役に何十人、
場合によっては100人も応募者が集まりますので、
遅刻などはもっての外といえるでしょう。

交通費の工面も当然ながら親の役目です。
オーディションの交通費は自腹のことが多いので、
受ければ受けるほど出費がかさんでしまうのが実情です。

子役の親になるということは、
時間と体力とお金がかかります。
定職をお持ちのお母様には厳しいこともあるかもしれません。
また、兄弟がいれば一人の子にかかりきりになるわけにもいかないでしょう。
いざという時、お母様だけでなく、送迎できる人がいるといいですね。

子役になりたいというお子様を支えるのは大変かと思いますが、
お仕事をいただき活躍するお子様を見れば、
きっとその苦労も吹き飛ぶのではないでしょうか。