まだ文字もかけない子供に変わって親が子役オーディションの
募集用紙に記入することはあるかもしれませが、
やる気もない子供にオーディションを受けさせても
面接官はそれを見抜いてしまうでしょう。
一番大事なのは子供の意志なのです。
面接官は子供が仕事をやりぬく意志があるかどうか、動機をはっきりさせるそうです。
子供は正直なものですから、やりたくないものをやりたいというときの言葉と、
やりたいものをやりたいというときではとても表情が変わるもので、
言わされている言葉といいたい言葉は本当に違うものになってしまいます。
ですから、子役オーディションは子供自身がやりたいというものでなければ、
書類審査で合格することは出来ても、面接で子供と面接担当の方だけになった時に
すぐに子供の意志は分かるのではないでしょうか。
現場のスタッフとしては、やらされている感のある子供よりも、
好きでやっている子供の方が気持ち的にも楽です。
監督等も子役に対して大きな負担とならないように注意していますが、
やはり子供自身のモチベーションが低ければ、
そのシーンだけ撮影の時間が掛ってしまいます。
有名な子役の中には親が子役をやってみる?という言葉ではじまったそうですが、
子供自身がやる気を出しはじめて、なんと大役を射止めたという話もあります。
また、子供がこんな風になりたいとテレビの子役を指し示して、
親がやる気があるのならと劇団のスクールに面接に行ってレッスンをしだしたら、
メキメキと頭角を現して人気になった子役もいます。
子供が子役に対してなりたいという気持ちが成長にも
大きくつながってくるわけです。親としては無理をさせず、
できるだけ子供のやりたい事をバックアップしてあげたいものです。
もし、子供に適性があると親が見ぬいた時は、
子供をその気にさせることが大きなポイントとなるのではないでしょうか。